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ここからは、ホームページをまだ持っていない方、又は今まであまり活用されていなかった方向けのコラムです。

 ホームページを持つメリット

よくある活用例として・・・

  • 自社のホームページ上で人材募集のお知らせをする。
  • イベントのお知らせをする。
  • ページを印刷してもらって割引券にして持ってきてもらう。
  • ホームページ上で通信販売をする。
  • 不動産の物件情報を掲載する。
  • 365日、24時間いつでも、所在地、電話番号、営業時間などを知ってもらえる。
  • 様々な活動内容をPRすることができる。
  • 詳しい商品情報などをを一斉に公開できる。
  • 何らかのサービスと引き換えに、お客様の情報を知る事ができる。
  • 掲示板を使って、お客様とのコミュニケーションがとれる。

書き出すと、きりがありませんね。
これらの事を1つ1つ、従来の電話や広告などの宣伝媒体のみに頼っていたら、どれほどの経費と労力が要るしょう。ホームページがあると、一定のコストはかかっても、その場をうまく活用しさえすれば、相当大きなメリット(経済的にも)となって返って来ることが少なくありません。


 ホームページが無いことによる損失

 今まで、家から離れたどこかのお店に、翌日の朝一番で行きたいと思った時、お店は明日の何時から開いているのか、もしくは行った事が無いお店に行くために、どうやって行けばいいのかなどを、あらかじめお店に電話をして聞いた事はありませんか?そして、電話してみたけど、既に閉店後の時間だったためにつながらない、あるいはたまたまお休みだったりして、結局調べる事ができなかった経験はありませんか。
 そのような時に目的のお店がホームページを持っていて、インターネットで知りたい情報が調べられたら大変助かりますね。お店への行き方などは、電話で聞くよりもむしろホームページに地図があればそれを見たほうが断然わかりやすいですね。飲食店ならば、どんなメニューがあるのか、どんな雰囲気なのか、価格はいくらぐらいなのか・・・などもわかりますね。
 そのような事を知ろうと思ってインターネットで調べてみても、お店側がホームページを持っていなければいくら調べても出てこないのです。このようなことで、商機を失っているケースがあるかもしれません。

 生活が多様化した現在、消費者は『いつでも好きな時にサービスを提供して欲しい』と思っています。そしてそれを満足させてくれる所に人は流れていきます。ホームページをまだお持ちでない会社、商店は今の時代から見た場合、既にデメリットを抱えているといえるかもしれません。


 守りのホームページと攻めのホームページ

守りのホームページとは、電話帳代わりのホームページ。
攻めのホームページとは、お客様を呼び込めるホームページ。

『電話帳代わりのホームページ』とは・・・
 ホームページは持っただけでもそれなりのメリットは出てきます。第一段階として、電話帳とは比べ物にならない、多くの情報が詰まったインターネットの電話帳として大きな役割を持ちます。それは、365日24時間、いつでも、知りたい時に詳細を知る事ができる電話帳です。ADSLなどのような常時接続回線があれば、調べるコストもかかりません。前の項でも触れましたが、お店や会社の詳しい場所や電話番号、営業時間などを調べる際に、特にその地域では有名な商店、企業なら、既に顧客ニーズがありますので、カスタマーサービスとして大いに役立つでしょう。
そして、次のステップとして、『お客様を呼び込めるホームページ』に育てていきたいところです。

『お客様を呼び込めるホームページ』とは・・・
 何らかのお店のホームページを想定してみます。『電話帳代わりのホームページ』の場合は、お客様側がそのホームページで営業時間を調べるなど、その裏には、既にそのお店に『行きたい・行こう』という『動機 』を持っています。その 『動機』 を、実際にお店に『行く』 という『行動』に、よりスムーズに移してもらう役割を果たすのに対して、『お客様を呼び込めるホームページ』の場合は、『なんとなくそのホームページにたどり着いた』お客様が(この段階ではまだ『行く』気持ちにまではなっていない)、そこのホームページを見ているうちに、だんだんとそのお店に行きたい、そこの商品が欲しくなった、そこの料理が食べてみたくなった、という具合に、元々『動機』が無かった・薄かった状態から『行ってみたい』という気持ちに発展してもらえる可能性を持ったホームページの事です。

あくまで、商店を例としてみましたので、業種、形態によって多少違いは出てきますが、応用して考えて頂けると、多くのサイトにあてはめて考えて頂けるのではないかと思います。


 いいホームページが持ってる小さなこだわり

 『たまたま辿り着いたホームページ』を見ているうちに、だんだんとそのサイトのファンになり、ついにはそのサイトで買い物をした。あるいは、実際の店舗に行ってみた。 そんな気持ちにさせるホームページってありますね。業態が違っても、応用させて考えてみましょう。できれば、そのようなホームページに仕上げていきたいものですね。
では、そういったホームページに仕上げていくには、どうすればいいのでしょう。これには明確な答えは無いのかもしれません。・・・というのじゃ、ちょっと困りますね。かなり私見が入るかもしれませんが、『いいホームページ』に共通する『こだわり』をピックアップしてみます。

  • デザインがいい。(そこそこ見栄えがする。見やすい。)
    デザインがいいという事は、『興味を持たれやすい要素』のひとつになります。ホームページなんてたくさんあります。『デザインが今ひとつで、見にくいホームページ』は、実際には内容が良くても、まず、『しっかり見てもらう』という第一段階に至る前の段階でハードルがあります。素通りされてしまう可能性もでてきます。特に、美容院、飲食店、ファッション関係の場合、ホームページからそのお店のイメージダウンにはならない程度のセンスは備えているべきでしょう。
    もし、お世辞にも『かっこいい・きれい』とは言えない美容院のホームページをたまたま見つけたとします。そこは実は腕のいい美容院なのですが、あなたはそのことを知りません。さて、あなたならその美容院に興味を持つでしょうか?
  • インターフェイスがわかりやすい
    トップページのデザインが凝ったものでも、『どこをクリックすればどこに行けるのか』という事がわかりにくい、ごちゃごちゃしたホームページもまた敬遠されがちのようです。ホームページ内で迷子になった経験のある方はいませんか? 気が付けば、同じところをぐるぐる回ってしまったり・・・。
    わかりやすいサイトは、初めにサイトの設計図・構成図をしっかり作ってから制作しているようです。
  • 訪問者にとっての楽しみになる『情報』がある。
    ホームページ内で何かを販売している場合、扱っている商品の注文ページだけを作っても、初めからそれが欲しいと思っている人以外は、はっきり言ってまず注文しません。
    扱っている商品に関する『こだわり』や『活用例』、『機能・効能』などもわかりやすく解説してくれていれば、『あ〜、なるほど、これってそんなにすごいのか。』と、まず理解・興味を示してくれる可能性が出てきます。そのような訪問者にとってプラスになる『情報』があるサイトは訪問者に喜ばれるようです。『情報あるところに人は集まる』と言えるのかもしれませんね。
  • 掲載情報が常に新しい
    いくら情報で満たされたサイトでも、その情報が恒久的に役立つものばかりならいいのですが、トピックスなどの最新情報が古ければ、ほとんど役に立ちません。お店などで、既にメニューが変わっていたり、値段が違っていたら、かなり不信感を持たれるでしょう。(値段が違っていれば、別の問題がありますね) 変える必要のない情報と、変える必要のある情報とをきちんと区別して考えるべきかもしれません。
  • 飲食店の場合、料理写真がおいしそうであること。
    飲食店の場合、これは『命』というくらい大切だと思います。ホームページを見ている人が既にそのお店の常連さんか、又は既に名が通っている有名なお店でもなければ、 『おお〜、ここの料理、おいしそう〜!』と思ってもらえるような魅力ある料理の写真が無い限り、ホームページを見ただけで『行ってみたい』という気持ちにまでは、至らないのではないかと思います。カメラのストロボを使ってパチリでは、本当はいくらその料理がすばらしくても、『うお〜、おいしそう!』な写真は残念ながら撮れません。ちょっと写真にもこだわってみる事をお勧めします。

 魅力を感じるホームページのその魅力は『たまたま』ではないと思います。上記のような(他にももっといろいろあります)小さな『こだわり』が、実はぎっしり詰まっていたりするものだと思うのですが・・・。

コラムタイトル
ホームページを持つメリット
ホームページが無いことによる損失
守りのホームページと攻めのホームページ
いいホームページが持っている小さなこだわり
 
     
 
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